最近チャレンジしたこと
私は趣味がランニングで、初めて10年程になります。
半年ほど前にラン仲間の友達から10月に国立競技場で陸上大会があるんだけど出てみない?と軽く誘われて、単純に競技場走るなんて楽しそうだな、と思い誘われるままにエントリーしました。
そして、そんなこともすっかり忘れて10月になり友達からのメールで思い出し、慌てて何走るんだっけ?と思い調べてみたら100mと200mにエントリーしていました。え?シューズは?スタートってどうやるんだっけ?ってところから慌てだし、まずスポーツ店に行って中学生の時以来履いていないスパイクシューズを買い、友達にクラウチングスタートのやり方を一から教えてもらい、何とか準備は出来ましたが、走る日が近づくにつれてなんでこんな大会申し込んじゃったんだろう、スパイクで転んだらどうしよう・・と不安ばかりが募り、前日はほぼ眠れない夜を過ごし、とうとう当日、冷たい雨の中トボトボと競技場に向かいました。
でも、さすがにオリンピック会場の国立競技場、建物は庇や屋根にふんだんに木を使っていて見た目も美しく、中も雨風が限りなく防げるようになっていて、外とは思えない快適な造りになっていました。
これはもう楽しむしかないと開き直り、一度も履いていないスパイクを履き、ドキドキしながらスタートの順番を待ちました。スタートの瞬間は電光掲示板に自分の名前が出て本当にオリンピック選手になったような気持ちになりました。結果は陸上部の中学生に交じり走らされたので、もちろんダントツビリで笑っちゃう結果でしたが、それでも新しい世界に触れて、走って良かったなと心から思いました。
この年になり新たなチャレンジをするというのは、恥ずかしい思いはしたくないとか、失敗したくないという思いからなかなか踏み出せないものですが、思い切ってやってみると新しい世界が開けてまた別の自分になれるので、大事なことだな、と実感しました。
来年こそは中学生についていけるように、今からトレーニングに励みたいと思います!
建設部CS課 高橋