チクチク会
プレゼントって、贈られた人だけでなくて、贈る側も心が温かくなりますよね。
特定の誰かに対してではなく、見知らぬ子どもたちの為にプレゼントを手作りし、贈り続けている団体があります。
フェルトの玩具を作り、届けている『チクチク会』。
このチクチク会の船橋支部を私は主宰しています。
針とハサミさえあれば、誰でもどこからでも参加できるこの取り組みは、2 0 1 1年の東日本大震災を機に、スタートしました。
最初は近隣の友人が集まり活動をしていましたが、ブログやS N Sなどで呼びかけると多くのひとが手を挙げ、輪が広がっていきました。
今では月に一度、地元のカフェなどを借りて活動しています。
月1回のカフェでのチクチク会では、おしゃべりをしながら針と糸を使ってフェルト玩具を作るのが主な活動になりますが、
手縫いが苦手な人は型紙つくりやフェルトの裁断などの準備をお願いし分担しています。
また、ご自宅で折り紙を使った小物を作って持ってきてくださる方や、ミシンでレッスンバックなどを作ってくださる方もいます。
子育て世代のママさん達が活動の中心ですが、誰でも参加できるので若い子やおばぁちゃんまで、
おしゃべりを楽しみながら集まってチクチクしています。参加することで自分の居場所をつくってもらえればと思っています。
今では支援の対象は被災地だけではなく全国の小児科や小児病棟、児童養護施設などに広がっています。
クリスマスには毎年1 4 0 0人近くの子ども達へ小平市にある本部スタッフから寄贈しました。
これまで述べ3万人の子どもたちへハッピーとサプライズを届け続けています。1つ玩具ができたときの達成感や誰かのことを想って
丁寧に縫物する時間を大切にできたらと思っています。誰かを想い助けようとすることで、実は自分も助けられている。
プレゼントは貰う側だけでなく、贈る側にも喜びをくれます。ゆるーく、いろんな人とつながれる場所でもあるチクチク会。
現在今年のクリスマスに送るプレゼントの準備を進めています。
フェルトのおもちゃに限らず、子供たちが喜ぶような手作り品や送料の寄付を受け付けています。
12月21日土曜日にイオンモール八千代緑が丘で行われる MIRAIKOMINKA for Schoolの成果発表会と同日に行われる みらいSDGsFESにもチクチク会は出店します。
お時間があるかた、ぜひ遊びにいらしてくださいね。よろしくお願いします。
ヴィンテージ事業部 梅澤