海の変化とリノベーション

初めまして。

9月末にオカムラホーム設計部に入社しまして、改めて自己紹介をしたいと思います。

愛知県生まれの神奈川県育ちで、大学卒業後にハウスメーカーに入社しました。

千葉エリアで5年間注文住宅の設計を100棟ほど担当した後、本社へ異動して商品開発などを経験し、今年の1月に会社を退職しました。

そのあと2-5月までオーストラリアに3か月ほど滞在し、英語の勉強と趣味のスキューバダイビングをしていました。

 

今回オカムラホームに入社したのは古民家のリノベーションに興味があったからなのですが、そのきっかけは、実は趣味のダイビングです。

ダイビングは10年ほど前からハマり、沖縄や伊豆を中心に500本ほど潜っています。

水中写真を撮ることも好きで、クジラやアシカなどの大型生物や、

クマノミなどの小さな生物も好きでミラーレスカメラを持って海に入っています。

ダイビングにハマったきっかけは、「海の中にも四季がある」と気が付いたことからでした。

春には産卵、夏になると魚の成長に伴い群れが増え、秋は透明度がぐっと上がります。冬には寒い時期しか見られない小さな生き物がたくさん現れるのです。

それまでは当たり前だと思っていた、地球の偉大さや太陽のありがたみを感じるようになりました。

毎日空を眺めて夕日きれいだなぁと言っていることもありますが、ダイビングのせいだと思っています。

 

でも、最近の海は大きく変わってきました。

海水温上昇の影響で、沖縄などの暖かい海にしかいなかった魚が、伊豆で見られるようになってきたり、沖縄のサンゴ礁が白化して瀕死の状態になっています。

また、調べていくと「2050年には魚の量と海のゴミの量が一緒になる」と言われています。

そして、海のゴミは8割が陸からとも言われていて、その約6割がプラスチックです。

少しでも何か出来ることを、と思い、友人と共に海のゴミ拾いも実施しています。

写真は静岡の漁港で海の中のゴミ拾いをしているときに見つけた、便器です。

海の中の変化をきっかけに地球環境が大きく変化していることに危機感を感じ、自分が携わる建築でも、少しでも環境負荷の少ないリノベーションをやってみたいと思うようになりました。

オカムラホームではSDG's活動としてビーチクリーンなどもしていると伺っていますので、ぜひ一緒に活動していけたらうれしいです。

今後ともよろしくお願いします。

 

設計部 Kumakiri