神様は存在するか?
こんにちは、管理課 伊藤です。
唐突ですが、皆さんは神様の存在を信じますか?
今日は神様にまつわる私の好きなビジネスエピソードがありますので、ここでご紹介したいと思います。
これは京セラ・KDDIの創業者、稲盛和夫さんのエピソードです。
京セラが創業して10年も経たないころ、世界的コンピューターメーカーIBM社から注文を受けました。
しかし、喜んだのもつかの間、IBM社からのケタ外れに高い製品水準の要求に、何度も「不良品」と製品
を返品され、社内は絶望感に包まれていたそうです。
そんなとき、ある若い技術者が意気消沈して泣いているところに、稲盛氏が現れ、こう言いました。
「おい、神様には祈ったか?」
突然そんなことを言われた技術者は、神に祈って解決するならそんなに楽なことはない。と思ったそうです。
ただこの発言の真意は、
「頑張って頑張って、人事を尽くし、後はもう神に祈り、天命を待つしか方法はないと言えるほど、すべて
の力を出し切ったのか。自分の身体が空っぽになるくらい、製品に自分の『思い』を込め、誰にも負けない
努力を重ねたのか。」
ということにありました。
『信ずるものは救われる。』このことわざの通り、きっと信じている人の心の中に神様はいるのでしょう。
皆さんもぜひ、これ以上なく頑張ったとき、自分にできる最後の一手として、神様にお祈りしてみてはいか
がでしょうか。