あつい夏

皆様、こんにちは。営業企画部の木村(智)です。

社員の人数がぐんと増え、約1年振りにスタッフ日誌の順番が回ってきました。私の日誌は長いと有名らしいのですが、今回も長文でいきますよ。

さて、今回は私が学生時代打ち込んだ、競技チアリーディングのお話をしたいと思います。

『競技チアリーディング』聞いたことあるでしょうか?

野球やラグビーの応援?なんて良く聞かれますが、実はまったく別物なんです。

分かりやすく言うと、アクロバット要素を取り入れて「技の難易度や完成度を競う」競技です。

何となく分かりましたか…?そう、人の上に人を飛ばしたり回したりするあの競技です。

(すみません、写真をご覧下さい…)

アメリカが発祥のスポーツでして、まだまだ日本では競技人口は少ないですが、実は日本はチアリーディング強豪国です。

昨年の第8回世界選手権大会で日本の女子チームは8連覇中!男女ミックスチームは惜しくも2位でした。

日本の演技はとにかく正確かつ精度が高く、粗さのないクリーンな演技が特徴で、絶対に大技を決める完成度も持っています。外国人選手にはない『日本クオリティ』が活きているスポーツだと個人的には思います。

誰かが『大学時代は人生の夏休み』なんて言っておりましたが、私は4年間チアリーディング部でほぼ毎日練習、練習、練習、、、毎年8月に開催される全国大会も経験し、そこそこ頑張っていました。(ちなみに全国大会はNHK放映されますので是非!!)

当時は、早朝バイト→授業→昼練→授業→放課後練習→帰宅は23時 …今じゃ考えられません。。。

一見華やかに見えるチアリーディングですが、練習は地道で痛い思いはするし、失敗する度に自信を失いました。裏ではたくさんの涙があります。

チアリーディングは基本3人もしくは4人一組で組んで技を決めます。自分一人がいなくても、誰か一人が欠けても成立しないんです。

ちっぽけな自分がこのチームでは大きな存在になる。この感動がチアリーディングにのめり込んだきっかけでした。

One for All, All for One 『一人はみんなのために。みんなは一人のために。』まさにチアリーディングのスピリッツを表した言葉です。

「ケガして痛いのに上げてくれてありがとう」「いつも声掛けてくれてありがとう」

チアリーダーの間では日々「ありがとう」の言葉が自然と飛び交います。これもチアリーディングの特徴かもしれません。

一緒に苦しい練習を乗り越えたチームメイトのために、応援してくれる人のために、誰かのために全力を尽くす嬉しさや感動を体の髄まで存分に知ってしまいました。

自分ひとりでは成しえないけれど、全員が集まれば大きなことができる。

会社も同じですね。大切なことなのに、日々の忙しさの中で改めて思い返すことなんてないかもしれません。

今年もチアリーダー達のあついあつい夏が始まります。IMG_0804

もう返ってくることのない日々の思い出に浸りつつ、少し切ない気持ちになったところで、今日は締めたいと思います。

 

営業企画部 木村智美