春の日に

春1早生まれの私は、春がやってくるこの季節に

また一つ年を重ねます。

この年になっても未だに

両親や姉に祝ってもらい、

子供達に祝ってもらい、

友人達や職場の方達もこの日を覚えていてくれます。

なんてありがたく幸せなことかと改めて思います。

まだ学生だった頃や社会人になりたての頃、

自分の親よりも年齢が上の世代の方達といえば、

いろいろなことに達観していて既に神の域に達しているのではと

遠い存在として眺めておりましたが、

いざその年代に自分が突入してみると、変わっているのは周りの環境だけで、

自身といえば達観はおろか、半世紀も年の離れた相棒相手にムキになって遊んでいることもしばしばで

何も変わっていないことに気づかされます。

数十年前には両親と姉とたった4人だった家族写真が、

今では総勢14名の大所帯になりました。

これほどに信じられない速さで時が過ぎ去ってしまうものならば、

これからはどんな小さなことも心に留めて

胸に刻んで大切にしていきたいと思います。

 

総務部 松崎