東日本大震災で思う備え
東日本大震災で思う備え
3.11 の東日本大震災から14年が経ちました。
当日、私は車で青山通りを走行中 ホンダ本社ビル前あたりで地震に遭遇しました。
危険を感じ、車を止めて車外に出て初めての大きな地震の揺れを体験しました。
青山通り沿いに建つビルがこんなに揺れるかと思うほど揺れ、道が波打ち
身動きできませんでした。
それらのビルから外に出てくる人々、歩道を歩いている人がしゃがみ込む
複数の女性が大声で悲鳴をあげる
この世の最後かと思いました。
少し落ち着き会社へ連絡をしましたが繋がらず
家族への連絡も繋がらなかったが、実家(大阪)経由で家族の無事を確認することが
出来ました、地震直後は大阪とは繋がりました。
また、地震直後道路はそんなに混んでなくてほぼ何時もと
同じ位の時間で会社に戻ることが出来ましたが、電車は全面ストップ状態
戻る途中 四谷~飯田橋~水道橋の駅や歩道は
人であふれていましたそれを見て、またことの重大さを改めて感じました。
これから諸々どうなるのか・・・・・
大きな災害がおこるたびに、法改正があり建物の耐震基準等が変わりますが
それ以前に建った建物は以前の基準のままです。
私たちリフォーム部がターゲットにしている建物は法改正前の建物が多い
建物全体についてはどうすることもできませんが
私は東日本大震災を体験してリフォームを通して心がけていること
微力ながらですが
室内の吊戸棚家具等への対応
家具の固定・耐震ラッチ等・金具固定・壁面補強
弊社で手掛けたリフォームで
地震で揺れて 落ちた・倒れたが無いようにすること
お客様・社員皆様のご自宅でも
家族が集まるリビングと寝室は、大きな地震で家具が倒れないように対策しておきたいですね。
家具が倒れると、ケガの危険があるだけでなく、避難時の通路をふさぐことにもなります。
置き家具は、L字型の固定金具や、家具と天井の間に挟み込む突っ張り棒などの転倒防止グッズで固定。
ガラス面には飛散防止フィルムを貼るなどの対策をすると安心です。タンスや本棚など、上下に分けられる家具は連結しておきます。
テレビには粘着マットを引いて、テレビ本体をワイヤーなどで壁やテレビボードに固定しましょう。
お客様・社員皆様のご家族の安全の為に特に小さなお子様・ご高齢の方がいらっしゃるご家庭は
徹底して頂きたいと思う。
改めてになりますが、連絡方法・避難方法・室内状況等、備えを万全にして頂きたいと思います。