誰かの励みになれば・・・
皆様こんにちは!
今回は誰かの励みになればと思いコメントさせていただきます。
昨年の10月に認知症を患っていた父が無くなりました。
父の認知症が発症しだしたのは約6年前で今でもその時のことを覚えています。
ある日父が私にお金を貸して欲しいと・・・
大分前に母をなくしているので何でも自分で管理をし娘の私よりもお恥ずかしいですが
しっかり且つ厳格な父だったのに・・・
そう言われて部屋に行くとなんと銀行印が分からなくなりお金を口座から出金出来ない状況でした。
そこからは徐々に進行し、ある時は帰りの道が分からなくなりタクシーの方に交番に
またある時は隣地を家と間違えてしまい通報をされパトカーとお巡りさんと帰宅したり
またまたある時は勤務中に救急隊より連絡があり転倒して病院へと等々。
父と生計を共にしフルタイムで働いた私にとって認知症はもとより介護など到底分からず
明日からどうしよう、父を自宅に置いておけないと本当に困り不安でした。
でも困っている自分を必ず励まし支えてくる方がいました。
そのおかげで私は仕事をしつつ進ことができました。
「先ず近所の叔父さん(同級生のお父さん)が八千代市包括支援センターに相談をしなさい!」
早速電話をすると私の勤務状況を確認し日中(朝から夜まで)預かってくれるところを紹介いただき
相談の翌々日から開始。
この時、まだ認知症の症状が半分程度の父を預けることに少々ためらいがあり私はこれで良いんだろ
うかと思いましたが、この時言って貰えた施設の方の言葉が「私たちはお父様の為と言うより介護を
するご家族の為にいます。だから気がねなく預けてください。」この言葉に私は救われました。
通いのデイサービスからスタートし認知症の度合いと共に特別養護老人ホームに代わっていきましたが
施設にも色々あり驚きました。(何も知らなかったので)
有料老人ホーム、サビス付き高齢者住宅、ケアセンター、グループホーム、特別養護老人ホーム・・・
それぞれ内容が異なり私も少しでも父に会う所をと思いいくつか見学をしました。
その経過の中で会社の仲間に支えられ新しい施設に住むことも出来最後まで向き合う事ができました。
ありがたいです・・・
もし誰かが私と同じようなことが起きてしまい不安に思う事が有るとしたら、微力ですけど役に立つことが
できるのならと思いメッセージにしました。
百聞は一見に如かずです。
fujii
画像はメッセージとは関係なく(目下保護猫ちゃんの里親になるかを真剣に思案中)