平屋のおしゃれな外観実例|モダン・カフェ風などデザインづくりのコツを解説

平屋のおしゃれな外観実例

平屋を新築するなら、おしゃれな外観デザインにしたいと考える方も多いのではないでしょうか。外観デザインは「かっこいい」「かわいい」などの漠然としたイメージはあっても、実際に形にするのはなかなか難しいですよね。

このコラムでは、モダン、ナチュラル、カフェ風などテーマに合わせておしゃれに仕上げた平屋の外観実例をたくさんご紹介します。

平屋の外観をおしゃれに仕上げるコツや、失敗しがちなポイントと対策も解説しますので参考にしてくださいね。

 


コラムのポイント

  • カフェ風やモダンテイスト、アメリカンテイストなど、平屋のおしゃれな外観実例をチェックしましょう。
  • 平屋の外観をおしゃれにするには、テイストを決めて外構を含めて統一感を演出するのがポイントです。
  • 見た目だけでなく間取りとのバランスを考慮した暮らしやすさも重視しましょう。
  • 平屋の外観の失敗を防ぐには、実績が多くヒアリング力・提案力のあるハウスメーカー・工務店を選ぶことが重要です。

 

おしゃれな平屋外観実例

はじめに、オカムラホームが設計・施工した平屋の外観実例をご紹介します。カフェ風、ナチュラル、モダン、アメリカンなど、デザインテイスト別にピックアップしました。建物と外構のトータルコーディネートにも注目してみてくださいね。

 

木目×白がナチュラルなカフェ風の平屋風二階建て

ナチュラルなカフェ風の平屋風二階建て外観実例

白い箱型のシンプルな形状に木目が映える、おしゃれなカフェ風の外観実例です。植栽や門柱などのエクステリアもトータルコーディネートし、ナチュラルな雰囲気を演出しています。

このお家は、正面から見ると平屋に見えますが、実は奥が二階建てになっています。見る角度によって印象が変わる大胆で個性的なデザインです。

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アメリカンテイストの平屋サーファーズハウス

アメリカンテイストの平屋外観実例

家全体を覆う大きな三角屋根と、家の外周を囲んだカバードボーチがトレードマークの、サーファーズハウス風平屋外観実例です。

横張りの白いラップサイディングの外壁は、アメリカンハウスをお手本に。庭の芝生やヤシの木も外観と相性が良く、西海岸の風を感じるような爽やかなお家になりました。

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モダンでスタイリッシュなガルバリウム外壁の平屋

シンプルモダンな平屋外観実例

グレーのガルバリウム外壁がスタイリッシュな平屋の外観実例です。軒を出さない屋根デザインが、全体にスッキリとしてモダンな印象も与えています。

玄関部分には雨風を防ぐひさしを設置し、木目のアクセントを入れることで、機能的かつおしゃれさもアップしています。

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コンパクトな片流れ屋根の平屋

約20坪のコンパクトなシルエットの平屋です。どこか懐かしさを感じる、遊び心ある秘密基地のようなイメージを外観デザインにも反映しました。

外壁は白とグレーのツートンカラーで張り分け、異なる勾配の片流れ屋根を組み合わせることで、立体感を感じさせおしゃれに仕上げています。

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オカムラホームの注文住宅ブランド「木ここち家ラボ」では、お客様一人ひとりのライフスタイルや趣味嗜好に合わせながら、いつまでも色あせない、世代を超え何年たっても美しい建物を目指しデザインしています。

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おしゃれな平屋外観デザインのコツ

次に、平屋の外観デザインをおしゃれにするためのポイントを紹介します。ポイントを押さえておくことで、細部のパーツ選びや間取りとのバランスを検討しやすくなりますので参考にしてくださいね。

 

最初にデザインの種類を決める

カフェ風の平屋風二階建て外観実例(ライトアップ)

住宅のデザインには、モダン・ナチュラル・和モダン・南欧風・アメリカン・北欧風など、たくさんのテイストがあります。外観や内装のデザインは、最初にテイストを決めておくと統一感が出ておしゃれに仕上がりやすくなります。

 

ファサード側のシルエットを調整する

三角屋根の重厚感ある平屋の外観

住宅の外観のイメージは、主にファザード(正面)からの見え方で決まってきます。

平屋は全体のシルエットがコンパクトで、ファザードの与える印象が特に重要になってくるため、正面からの見え方をチェックしながら外観を調整しましょう。

平屋の屋根は面積が大きいので、屋根形状が外観の印象に大きく作用します。平屋に採用される屋根の種類は片流れ・切妻・寄棟が定番で、それぞれ印象が大きく変わりますので、特徴を押さえておきましょう。

片流れ屋根 ・一方からもう一方へ向けて勾配を付けるシンプルな形状の屋根
・シャープな形状でモダンスタイルにおすすめ
・防水性が高く太陽光パネルを多く載せやすい
・ロフトを作りやすい
切妻屋根 ・いわゆる「三角屋根」といわれる定番屋根
・勾配や左右の長さなどの変化で多様なデザインが可能
・和モダンや北欧風の平屋におすすめ
・定番の形のため施工性・防水性ともに高い
寄棟屋根 ・建物の四方に向かって流れる屋根で日本でなじみが深い
・四方に軒が回るため外壁の保護性能が高い
・重厚感・高級感のある外観になる

 

カラー選びのポイントを把握する

ツートンカラーの外壁の平屋

平屋の外観をおしゃれに仕上げるには、外壁や軒裏、屋根、フェンス、玄関ドアなどの色選びも大切です。

外壁・屋根・サッシなどの色を決めるときは、なるべく大きめのカラーサンプルで選ぶことで、イメージに近い仕上がりになります。

また、派手な色は個性的ですが、飽きてしまいやすいというリスクもあります。好きなスタイルを取り入れつつも、飽きのこないベーシックな要素も押さえたデザインなら、長く愛せる家になりますよ。

 

間取りと外観のバランスにこだわる

外観は、間取りや窓の配置、大きさなどによっても変わります。間取りが外観を作っていくとも言えるでしょう。逆に、外観にこだわりすぎて、デザインのために間取りや窓の位置を変えてしまうと、暮らしにくくなってしまうかもしれません。

家づくりではあくまでも優先するのは暮らしやすさであり、外観は間取りとのバランスを取りながら調整していくようにしましょう。

 

アクセントで変化をつける

白い外壁に映える木製の玄関ドア

平屋の外観をセンス良く仕上げるには、玄関ドアや窓などの開口部、ウッドデッキやフェンスなどの外構でアクセントを付けるのがおすすめです。平屋はシルエットがコンパクトなので、シルエットや色使いによっては「安っぽい」印象になってしまうことも。

どの家にもある開口部や外構をアクセントに活用すると、さりげなくおしゃれな外観デザインをつくりやすくなります。

 

素材にこだわる

カフェ風のナチュラルな平屋風二階建て外観実例

外壁では同じ系統の色でも、ガルバリウムと塗り壁など異なる素材を組み合わせると良いアクセントになり、お互いの魅力をより引き立ててくれます。

モノトーンのモダンな外壁には一部木目調のパネルをアクセントに入れると、ナチュラルや和モダンなスタイルに近づきます。また、レンガや石材、タイル調などの素材も高級感が出せるのでアクセントにおすすめです。

 

外構と建物を統一して奥行き感を演出する

シルエットがコンパクトな平屋の外観は、外構をトータルコーディネートするのもおしゃれに仕上げるコツです。

外壁と塀の素材やカラーをそろえたり、同じテイストに統一したりすると、外観全体のクオリティがグッと高まります。

また、平屋はバルコニーが無くのっぺりした印象になることもあるため、玄関アプローチやテラス、ウッドデッキなどのエクステリアで奥行き感を演出するのも効果的です。

 

土地選びにこだわる

せっかくおしゃれな平屋を建てても、日当たりや風通しなどの住環境が悪ければ魅力が半減してしまいますよね。

平屋は特に日当たりや風通しが周囲の建物や環境に影響されやすく、土地選びが外観や快適性など住宅全体のクオリティを左右するため、土地探しからサポートできるハウスメーカーや工務店に相談するのがおすすめです。

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平屋外観の失敗例と対策

色々とこだわったのになぜかおしゃれに見えない、メンテナンスが大変だったなど、平屋の外観でよくある失敗例を対策とセットで解説します。

 

安っぽく見える

真四角の形状に軒の出の少ない切妻屋根などの形状は、シンプル過ぎて安っぽく見えてしまう恐れもあります。

建物の形状や外壁・屋根をシンプルにするなら、次のような工夫でアクセントや奥行き感を作り、建物と外構のトータルデザインでおしゃれに見せるのがポイントです。

〈シンプルな家をおしゃれにするポイント〉

  • 異なる素材を組み合わせる
  • 窓や玄関の色・配置を工夫する
  • エクステリアをアクセントにしてトータルコーディネートする

 

汚れが目立つ

軒の出が少ないモダンスタイルの平屋はデザイン性に優れる一方で、外壁に雨風が当たる面積が多くなるため、雨だれや汚れなどが付きやすいというデメリットがあります。特に真っ白い外壁は汚れが目立ちやすいため注意が必要です。

プライバシー性の高い中庭

汚れが目立ちにくいベージュやグレーなどを選ぶ、防汚コーティングやセルフクリーニング機能のある外壁材を選ぶなどで対策しましょう。

 

洗濯物で生活感が出てしまう

外観デザインにこだわったのに、庭やウッドデッキの洗濯物で生活感が出てしまうという点も、平屋に住んでから良くある後悔ポイントです。

平屋のランドリールーム間取り実例

平屋は二階建てのようにベランダがないため、プランニング時は洗濯物を干す場所をしっかりシミュレーションしておきましょう。正面から見えないプライバシー性の高い中庭や、室内干しできるランドリールームなどを検討するのがおすすめです。

 

大きな窓を付けたら視線が気になる

平屋は屋根勾配に合わせた高い天井を活かした大きな窓なども取り入れやすいため、開放感のある明るいリビングを作りやすいのがメリットです。大きな窓は外観のアクセントにも効果的ですが、外からの視線が気になりやすいというデメリットもあります。

窓の前面をフェンスで目隠ししたリビング

リビングの掃出し窓など大きな窓を作る場合は、道路や周辺の家からの見え方を確認して、必要に応じてフェンスや生垣などで視線をカットすると快適に暮らせます。

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おしゃれな外観の平屋づくりはハウスメーカー選びも重要

カフェ風のナチュラルな平屋風二階建て外観実例

平屋の外観をおしゃれにするコツはたくさんありますが、すべての要素を検討した上でバランス良くまとめるのは、自分たちだけでは大変ですよね。

そこで大切になるのが、ハウスメーカーや工務店のデザイン力やサポートです。

家づくりのパートナーには、抽象的なイメージでも分かりやすく言語化、視覚化し、理想の家のイメージを明確にしてくれるヒアリング力・提案力の高い住宅会社を選びましょう。

また、施工事例や完成見学会、モデルハウスなどもチェックしましょう。さまざまなデザインの実績があるか、好みの施工事例が多いかなどの視点で選ぶとミスマッチを防げます。

オカムラホームの注文住宅ブランド「木ここち家ラボ」は、豊富な外観デザイン実績と、自由な間取りプランで理想のマイホームづくりをお手伝いしています。ここではご紹介しきれない施工実例がありますので、ぜひチェックしてみてください。

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