25坪でロフト付きの平屋間取り実例|1~3LDKに対応できるおしゃれなコンパクトハウス
このコラムでは、延べ床面積25坪で1~3LDKまで対応できる、ロフト付きの平屋間取り実例を紹介します。
平屋にロフトを作るメリットや、ロフト空間をおしゃれで快適にするプランニングのポイントも解説。
コンパクトでも開放感やゆとりを感じながら暮らせる平屋を建てたい方は参考にしてくださいね。
コラムのポイント
- ロフトは縦の空間を活用してスペースを増やせるため、25坪前後のコンパクトな平屋を建てたい方におすすめの間取りです。
- ロフトは設計の工夫次第で、多目的に使える便利なスペースになり、平屋のLDKに吹き抜けのような開放感を出すこともできます。
- ロフト付きの平屋を建てるなら、ロフトのある家の建築実績があり、高気密・高断熱の家づくりができる住宅会社を選ぶのがおすすめです。
Contents
ロフト付き平屋の魅力
プラスアルファの居住空間を作れる
ロフトは、天井と屋根の間の小屋裏空間を活用して、収納はもちろん、お子さまの遊び場や書斎、趣味部屋など、さまざまな用途に活用できるプラスアルファの居住空間を生み出せます。
また、ロフトは縦の空間を活用できるため、建築面積を増やさずにスペースを増やせる点もメリット。
上階のない平屋でスペースを増やすためにはより広い土地が必要になりますが、ロフトを採用することで土地選びの選択肢も広げられます。
開放的なリビングが作れる
平屋にロフトを作ると、天井が屋根の形に沿う「勾配天井」になります。
LDKの上部にロフトを作ることで、二階建ての吹き抜けのように縦に視線が抜ける開放的なくつろぎ空間を作れます。
隠れ家のような遊び心のある間取り
ロフトは天井が少し低くなっているため、隠れ家のような落ち着けるスペースになります。
ロフトはお子さまがお友達と遊んだり、趣味を思いっきり楽しんだりするスペースとして最適で、ちょっとした非日常を味わえる、遊び心のある家になりますよ。
【間取り図】25坪でロフト付きのおしゃれな平屋間取り実例
オカムラホームの新築住宅ブランド「木ここち家ラボ」が提供する、25坪で1~3LDKに対応できるロフト付き平屋規格住宅を紹介します。
可変性のある間取り+ロフトによって実現した、コンパクトながら開放感や余裕を感じられる室内空間にご注目ください。
外観イメージ
外観はガルバリウム外壁と切妻屋根のスタイリッシュなデザイン。大きな屋根を活かし太陽光パネルを搭載しています。
間取り図
- 延べ床面積:82.81 m²(約25.05 坪)
- 間取り:1LDK(3LDKに変更可)+吹き抜け+土間収納+ロフト
プランのベースは延べ床面積約25坪で9畳の洋室+8.5畳ロフト付きの1LDKの間取りです。
コンパクトながら、24畳+ユーティリティスペース6畳の広々LDKを確保。ユーティリティスペースは間仕切りを付けることで将来個室を増やすことができます。
切妻屋根の小屋裏空間をロフトにして、スペースを増やすとともにLDKの開放感をアップしました。
さらに、9畳の洋室についても間仕切りを入れれば2部屋に分けられるため、3LDKまで対応可能です。
内装イメージ
住宅性能は高断熱・高気密仕様でC値(すきま値)0.17。勾配天井やロフトなどの大空間や、大きな掃き出し窓を採用しながらも、四季を通じて室内の温度変化が少ない快適な住環境を実現しました。
広い土間空間のある玄関
玄関はLDKと直結した効率の良い配置を採用。土間スペースを広く取っているので、観葉植物やアウトドア・ペット用品、自転車などの置き場としても便利に使えます。
LDK(24畳)
LDKは平屋ならではの天井高と、視線が抜ける窓の配置で解放感たっぷり。窓はフルオープンサッシを採用し、室内にいても屋外との一体感を感じられます。
DKはダイニングテーブルとアイランドキッチンを横並びにした、動線が良い間取り。キッチンにはカウンター席もついているため、お友達との気軽なホームパーティーにも便利です。
ユーティリティスペース(6畳)
リビングの一部は多目的に使えるユーティリティスペースです。リビングとつなげて1つの広いスペースにするのはもちろん、間仕切り壁を入れて1部屋作ることもできます。
ロフト(8.5畳)
ロフトは屋根裏収納としてはもちろん、お部屋としても使える十分な広さと解放感があります。
足を投げ出して腰掛けられるカウンターも設置しました。
T字型の造作カウンターは、リモートワークやお子さまの学習スペースとして使いやすい奥行きや幅、形状にこだわりました。リビングとつながっているのですぐに声かけできるのもうれしいポイントです。
ロフトからはリビング、中庭へと視線が抜けます。勾配天井を利用して高い位置に窓を設置しているため、ロフトまで十分光が届きます。
洋室(9畳)
9畳の洋室は間仕切り壁を入れて2部屋にすることもできます。ユーティリティスペースも個室に変更すれば最大で3LDKまで対応可能です。
水回り
洗面脱衣所は室内干しができるランドリールームを兼ねています。ランドリールームへは屋外から直接出入りできるので、室内を汚さずにバスルームへ入れます。
庭・ウッドデッキ
お庭にはLDKと屋外をつなぐウッドデッキを設けました。ペットと遊んだり、バーベキューをしたり、さまざまな楽しみ方ができます。
今回ご紹介しきれなかった外観・内装イメージがまだまだありますので、下記のバナーからぜひ詳細をチェックしてみてください。
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快適なロフト付き平屋のプランニングのポイント
平屋のロフトをより快適に活用しやすくするための、設計のポイントをまとめます。
固定階段を設置する
ロフトへ上がるために、はしごではなく専用の固定階段を設置すると、使い勝手が大きく向上します。
はしごは省スペースで設置できますが、固定階段よりも上り下りがしづらく、大きな荷物をロフトに出し入れする際にも工夫が必要になります。
固定階段にする場合でも、上の写真の事例のようにオープン階段にすれば階段下のスペースも無駄なく使えます。
採光や風通しの良い設計にする
ロフトは、リビングや居室などとつながりのある設計にすることで、下の空間からの光や風を取り込めるため、明るく快適に過ごせる空間になります。
下の空間とつなげることで、ロフト部分までエアコンの空調を届けることもできます。
高気密・高断熱仕様で建てる
ロフトは屋根に近い場所のため、住宅の断熱性能次第では、夏は暑い、冬は寒いなど温熱環境が悪くなってしまう可能性があります
ロフトのある平屋を建てるなら、室内空間全体で温度差が少ない「高気密・高断熱仕様」の家を選びましょう。
また、エアコンの空調をロフトまで行き渡らせるために、シーリングファンやサーキュレーターを設置するのもおすすめです。
コンセントや照明を検討する
ロフト空間を収納以外にも使うなら、コンセントやインターネットジャック、照明などの設備があると便利です。
ロフトをどのように活用したいかに合わせて適切な設備を設置することで、快適に使い続けられます。
ロフト空間へ設置できる階段の種類やコンセントの数、窓の大きさなどのルールは、自治体によって異なる場合がありますので、事前に建築する住宅会社に相談しましょう。
まとめ
ロフトは縦の空間を活用してスペースを増やせるため、25坪前後のコンパクトな平屋を建てたい方におすすめの間取りです。
さらに、ロフトは設計の工夫次第で、収納以外に多目的に使える便利なスペースになり、平屋のLDKに吹き抜けのような開放感を出すこともできます。
コンパクトでも収納やプラスアルファ空間のある平屋を建てるなら、ロフト付き平屋の建築実績があり、高気密・高断熱の家づくりができる住宅会社を選ぶのがおすすめ。
オカムラホームの新築住宅ブランド「木ここち家ラボ」では、ロフト付き平屋規格住宅から、オーダーメイドの注文住宅まで、ご要望に応じて最適な平屋の建て方をご提案します。
今回ご紹介しきれなかった平屋の施工事例もありますので、合わせてチェックしてみてくださいね。