オカムラホームは今まで以上にお客様に選ばれる「地球環境にやさしい品質の良い商品つくり」に取り組むと共に、
オカムラホームが発展し、持続性をもって地域に貢献・還元できる組織になることを、宣言します。
私には責任を持たなければならない、たくさんの子どもたちがおります。
私の5人の子どもたち、オカムラホームの社員の子どもたち、オカムラホームの協力会社の子どもたち、オカムラホームのお家にお住まいの方々の子どもたち。そして、これからオカムラホームのお家にお住まいになる方々にも、大切なご家族、子どもたちがいることを考えると、私はその子どもたちのため、未来に責任を持つ必要があるのではないかと、痛切に感じております。
これからの地球環境について、ニュースや報道でも耳に入る機会が増えてきました。
私が子どもの頃から「地球温暖化」の警鐘は鳴らされておりましたが、その頃はまだまだ実感がないのが正直なところでした。しかし年月が過ぎ、この対策を十分に行わないまま、現在の重大な局面に至っております。皆様も感じている様に、この日本でも災害や天災は毎年各地で起こっており、たくさんの命が亡くなっております。これは偶然ではなく必然で、今まで我々人類が環境を顧みず、社会や経済の発展のみを優先させてきた結果、代償なのです。
近年、「SDGs」というキーワードが広まりはじめておりますが、ご存じでしょうか。環境問題にとどまらず、貧困や飢餓、健康や教育の問題などに対して、賛同する各国が、持続可能な目標を掲げるものです。SDGsのSは「サスティナブル」で持続可能を意味します。私は最初にこの言葉を聞いたとき、すぐに理解できませんでした。私はこの意味を「世のため、人のため、自分のため、子孫のため、考え行動する」これを持続して行っていく、と解釈しました。以前からオカムラホームでは地域・社会貢献として様々な活動を行ってまいりました。これからは会社内にとどまらず、様々な方々、地域の人々と協力しながら、より広い視野でこれらの活動を広げていきたいと考えております。SDGsをただの言葉で終わらせるのでなく、我々が行動で示し、地域に発信・浸透させていきたいのです。そのために収益の一部を活動費としての充当・蓄積していくことを決めました。この活動については、様々な方々の賛同や協力を得ながら、決めていきたいと思っております。
私たちは大切な子どもたちの未来のために、社員一同、この気持ちでSDGs活動により一層取り組んでまいりたいと思います。
社会課題に正面から向き合い、
住宅・建築・まちづくりを通じて、持続可能な社会の実現に貢献します。
各アイコンクリックで事例がご覧いだけます。
私たちが大切にしていることは「お客様の住みたい家をつくること」です。建築士全員が一棟の住宅設計に共同で取り組んでいます。もちろん担当は一棟ごとに一人と決められていますが、プランニングをチームで行うことで、複数の視点や発想によってお客様の想いをカタチにする設計を実現しています。ゴールはあくまでもお客様のご要望を満たす家づくり。作り手の個性を出すのではなく、お客様がじぶんスタイルを実現することです。また、お客様の理想の空間を実現したいという想いから素材の探求に力を入れています。無垢材・漆喰・珪藻土など自然素材にこだわり、住まう人と共に呼吸する家づくりを提案しています。また、築50年以上経った建物に用いられていた柱や梁などの古材を新築住宅に生かし、空間のアクセントとして用いることも出来ます。
私たちは、お客様の大事なお住まいを建築しています。建築現場は清潔・整理整頓を完遂し、常に綺麗な現場を心がけています。これは、建築中もお客様の大切なお住まいであるという考えからです。また、現場が綺麗である事は安全で効率の良い作業や品質の高い家づくりに繋がり、地域社会への配慮や貢献にもなります。建て方時に使用する荷揚げ用クレーンは電気式のものを採用し、Co2の排出や大きな音で近隣住民様に対して迷惑にならぬよう作業を行っています。お客様(施主様)が地域コミュニティで気持ちよく生活いただけるよう、工事段階からも近隣住民様との良好な関係つくりを心がけています。
伝統的な工法の木造住宅を継承していくための職人技術は近年、担い手不足影響で大幅に減少しています。オカムラホームでは日本の伝統工法や技術を未来につなげるための育成として、独自の大工養成プログラムにて実際の現場で棟梁に学ぶ現場研修制度や、大工研修場にて職業訓練員、建築大工技能士などの有資格者に基礎技術を学ぶ技術研修制度を設けています。
また、月1度「大工会」を開き、技術向上や最新技術など共有し、将来へ向けての安心安全な家づくりを棟梁達と目指します。毎年年始には協力業者を集め「安全大会」を開催し、現場での安全・品質に対しての意識向上を図っています。地域のイベントに参加し「大工教室」を開催、ものづくりを通して学びと体験の場を子どもたちに提供しています。
家はお引渡しを完成したら終わりではなく、暮らしの変化や年月の経過にあわせて、お手入れをしながら住み続けていくもの。寿命のある設備機械にも、時が経つほどに味わい深い質感や色合いに変わる自然素材にも、定期的な劣化に対しての予防措置(メンテナンス)が必要です。お客さまの大切な財産を守り、長く安心して暮らして頂くことを目的に定期点検にお伺いしております。持続可能なライフスタイルに必要な情報の発信をして日々のお客様のお困り事をサポートしております。
また、近年激しさを増す台風被害によって激甚災害に指定された被災地での復興支援に取り組んできました。気候変動により自然災害(地震・台風・大雨・大雪など)は今後も増えていくと予想されております。防災戦略に沿った地域レベルでの対応ができるように、緊急時には迅速かつ的確に地域の人々の暮らしを守る為に活動を行う組織作りの強化を目指しています。
新興国、ベトナムから技術者を受け入れ、日本の建築技術を自国で生かせるように全力でバックアップしています。また、コストパフォーマンスの高い、自由設計を実現する為にベトナムの提携工場にてオリジナル建材を制作しています。この取組みはベトナムでの雇用を創出する機会に繋がっています。
オカムラホーム各支店では太陽光発電を導入しており、二酸化炭素を発生させないクリーンなエネルギーを創出し、地球温暖化防止に取り組んでいます。2020年1月にオープンしたユーカリが丘店では全館空調システムを導入しており施設全体の空調を一括して行っています。たった1台のコンパクトな室内機で、24時間365日家中すみずみまで換気しながら、清潔な空気と快適な温度で満たす全館空調は省エネルギー機能を大幅に向上させCo2を削減し、地球環境にも人にも優しい支店となっています。また、駐車場にマンホール簡易トイレを設置し災害時は貸し出しを行うなど、地域のためになる体制づくりを整備しています。
このオカムラホームSDGsカウンターは収益の一部をためていくもので、
このお金は子どもたちの未来をつくる持続可能な活動を行う団体へ寄付いたします。
2022年4月 現在(月1回更新)