オカムラホームと考えるこれからの“ 豊かな暮らし ”とは?
私たちオカムラホームは、「あなたといっしょに、夢の一歩先へ」をスローガンに、分譲住宅や注文住宅など、数々の家づくりを手がけてきました。家というのは、人が長い時間をそこで過ごし、暮らしを営むための大きな器だと思います。だからこそより快適に、もっと住みやすく、そして美しい家づくりを追い求めてきました。その過程で、私たちは家づくりの“大先輩の作品”である古民家と出会ったのです。 | ||
古民家には、昔から受け継がれてきた家づくりの技法や、時を経たものが醸し出す深い味わいに加えて、人々が暮らしてきた時間と、そこで紡がれてきた豊かな暮らしの“気配”のようなものがあります。それを古くなったからといって壊し、なくしてしまうのは、なんともったいないことでしょう。そこで生まれたのが、古民家を再生し、今の暮らしに活かすというアイデア。古民家ならではの味わいと現代の快適性を融合させた住まいです。 | ||
さらに、古民家から昔の人々の暮らしの豊かさを感じた私たちは、暮らしの器である家づくりから一歩中に踏み込み、今と未来の“豊かな暮らし”そのものについて考える取り組みをはじめることにしました。現代では便利なことがあたり前になり、指先ひとつで様々なものを買うことができます。しかし、今でも手間や時間をかけることを楽しんだり、自然と関わり自然を活かすことで得られる豊かさや幸せがあるはず。そうした“暮らし方”を先人から学んだり、体験したり、楽しむことのできる場所をみなさんと一緒につくりたい――その想いから私たちは、佐倉市において「里山プロジェクト 風見鶏の里」を計画しました。 |
世代をつなぎ地域のコミュニティを育む場を目指して
人と人のつながりが希薄になったといわれる昨今。昔ながらの地域コミュニティから学ぶことも多いのではないでしょうか。落ち着いた古民家の雰囲気に癒やされながらも、シニア世代から子や孫へ、昔の暮らしを話してみる。世代を超えた交流を楽しむ。地域の人同士がふれあい絆を深めれば、地域のことがもっと好きになる。そんな好循環が生まれることを願いつつ、「里山プロジェクト 風見鶏の里」が始動しました。