3月入って間もない、まだまだ寒さが残る雨の里山。
しかし期待していた通りです。
そんな悪天候の下でも、春の息吹と訪れは、里山の色々な箇所で確実に芽吹かんと、機会を待っている最中でありました。

母屋『紬―tsumugi―』の脇の梅は3分咲き。こんなどんよりとした空の下でも、まばらに、でも確実に、淡いピンクの花をつけ、やや情緒ある風情にも映り、地面に目を落とすと「ホトケノザ」の群生ー美しい濃い桃紫の花を咲かせています。
お・・・そのお隣には、やけに盛り上がった土。タケノコ達が、もう顔を出さんとしているではないか・・・。

「春が来た」
ー何だかちょっと嬉しくもなり、思わずお稲荷様に手をあわせておりました。



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